【ポートフォリオ②】作品ファイルを営業先へ渡したままになっていませんか?! #クリエイター向け記事
営業へ行って作品ファイルを渡したらミッション完了?!
ポートフォリオはクリエイターにとって大事な営業ツールです。一度作って営業先に渡してきてしまえばそれで営業終了、、というわけではありません。
営業先の担当者は作品ファイルを受け取る機会は多く、あなたの作品を大変気に入って覚えていてくれる方もいますが、なかなか全てのイラストレーターの作品を覚えておくのは困難でしょう。
東京を拠点にイラストのエージェントとして20年以上のキャリアを持つ筆者が、イラストレーターの皆さんに伝えたい記事をお届けしています。
クライアントからイラストの依頼があるタイミングとは?
デザイン制作物を作る際にどのイラストレーターに依頼するか社内で検討します。そこで複数の候補を挙げて各々のイラストレーターへ打診がきます。もちろんその前にポートフォリオやホームページを見て検討するのは言うまでもありません。
定期的に作品内容を更新した方が良い理由
クライアントはポートフォリオやホームページ見てそのイラストレーターの世界観や、技量、センスなどを確認します。つまりその「見た作品=あなたのイラスト」になるのでそれが判断材料の全てです。
もしその作品資料が古い物だったりしたら、相手はあなたの新しい作風を知る術はないのです。以前の作風はもう描いていない、今になって見返すとあの作品はポートフォリオから外したい、という方もいるかもしれません。
作風が何年も変わらない方は問題はないでしょうが、イラストのタッチが新しくなったり、作画の雰囲気が変わった方はまさに再び相手へ売り込むチャンスです。